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FCoV感染対策

FIPはうつる?猫コロナウイルスの感染経路と予防

FIPと猫コロナウイルス(FCoV)の感染性を区別し、多頭飼育でできる衛生管理を解説します。

2026年8月20日更新

FIPとFCoVは同じではない

FCoVは主に糞口経路で広がる一般的な猫ウイルスです。従来型FIPは多くの場合、感染した猫の体内でウイルスと個体の免疫反応が相互作用して発症すると考えられます。FCoV陽性はFIPの診断ではありません。

CornellはFCoVには感染性がある一方、FIP関連ウイルスが通常直接広がるとは考えられていないと説明しています。新しい株や集団発生の研究は続いているため、個別状況は獣医師に相談してください。

多頭飼育で感染圧を下げる

  • トイレは猫の頭数プラス1個を目安に分けて置く
  • 便を1日2回以上除去し定期的に洗浄する
  • トイレを食器と水皿から離す
  • 過密と頻繁なグループ変更を避ける
  • 移動や手術などのストレスを減らす
4つの環境管理FCoV曝露を減らす方法であり、FIPの完全予防を保証しません。
排泄物

便を早く除去

動線

食事場所と分離

密度

過密を回避

ストレス

環境変化を管理

同居猫がFIPと診断されたら

無症状の同居猫へ自己判断で薬を与えず、体重、食欲、活動性、発熱を観察して獣医師へ伝えます。単回の抗体検査や便PCRだけでは将来のFIP発症を予測できません。

ワクチンと遺伝子検査

Cornellは市販FIPワクチンの有効性に疑問があり定期推奨されていないと説明しています。ABCDもFIP抵抗性をうたう遺伝子検査を繁殖判断に使うことを推奨していません。

REFERENCES

参考資料